建築物リフォーム・リニューアル調査報告を見てみましょう!
本日もホームページをご覧いただき、ありがとうございます!
花筏を楽しむ季節となりましたが、急に初夏のような陽気が続き、
季節の変わり目を体感する日が続いています。
この時期になると、国土交通省から多くの統計結果が発表されます。
数ある統計の中から、
「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」を見てみます!
この調査は、四半期ごとに建設業許可業者5000者に対して、
元請けとして受注した建築物リフォーム・リニューアル工事を
対象として行われています。
直近の調査結果、令和3年度第3四半期(令和3年10~12月)を見ると
受注高合計は、3兆1,581億円
うち、住宅に係る工事は、1兆332億円
非住宅建築物に係る工事は、2兆1,249億円
どの金額も、前年同期(令和2年10~12月)に比べて増加傾向にあります。
令和元年から直近までの受注高推移のグラフはこちら
昨年度に比べると、ゆるやかにリフォーム需要は上昇しているようです。
さて、住宅リフォームの傾向について少し深堀してみます。
工事の構造別に見てみると、
「木造の一戸建住宅」「コンクリート系構造の共同住宅」
の順に多いですが、前年同期比で伸びているのは後者で、
その金額の差は僅差です。
さらに、発注者別に見てみると、
「個人」「管理組合」の順に多く、その金額の差は約3.7倍ですが、
後者の前年同期比は93.6%増!
さて、リフォームで伸びている集合住宅について調べてみると、
集合住宅の建設は1960年代に最初のブームを迎え、
当時は団地型のマンション建設が盛んだったようです。
その後、バブル経済期に都市部を中心に地価が上昇した影響で
郊外でのマンション建設が活発となり、
そして、2000年以降は高層マンション建設が躍進する流れとなりました。
マンションは12年に一度ほど大規模修繕が行われると
言われていますが、高層マンションが勢いを増した2000年以降に
建設されたマンションは、順次大規模修繕の時期を迎えます。
集合住宅の場合、住居スペースだけではなく、
定期的な建物修繕も行われるため、
建設ラッシュ時に建築されたマンションは
修繕ラッシュが重なる時期は建設界隈が騒がしくなりそうです。
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